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fits_696の日常的な書

ダラダラ書きます

ギタリスト左手育成① ~たてばいいってもんじゃない~

ギタリスト左手育成!なんて銘打ってシリーズ化なんてしようとしていますが、

このシリーズでは、ギターを弾く際の指板を抑える手のほうにフォーカスを置いていろいろ書いていってみようと思います。

さっそくですが、ギター初心者がギターを始めた時によく言われる台詞、

「左手の指を立てて弾くんだよ!」

耳にタコが出来るくらい聞いたと思います。

しかし、しばらくギターを弾き続けていれば気づく人もいるはず。

なんでもかんでも指を立てて弾いていればいいというわけではないということに。

というわけで、今回は指を寝かせる使い方について考えていきます。

もちろん、指を立てることによるメリットはたくさんあります。

ローコードのCなんかを弾くときとかは指を立てなければ、隣の弦に触れてしまい、コードが綺麗になりません。

IMG_2001.jpg

しかし単音を弾く場合、基本的には右手で鳴らしたい弦だけを弾きますが、

ライブなどでテンションが上がるとストロークも大きくなり、他の弦まで鳴らしてしまいます。

すると、単音で弾くはずが他の音がまじり、不協和音になったりしてサウンドが不明瞭に鳴ります。

つまり、単音を弾く場合は、隣の弦は鳴らないほうがいいってことです。

指を立てるのは他の弦に触れないため……

ということは、指を少し寝かせて他の弦に触れることでその弦を鳴らさないようにできるのではないか!

IMG_2004.jpg

写真の例では人差し指は4弦を抑えていますが、指を寝かせることで指先で5弦、指の腹で1~3弦に触れています。

この場合、よく言われる「指は立てて、指の先端で弦を抑える」とは逆の考え方になります。

注意して欲しいのは、寝かせすぎて他の弦を押さえてしまわないこと。

抑えてしまうとまた、そのフレットでの音が鳴ってしまうためです。

さらに、弦を抑える指以外を寝かせて使っていけば

IMG_2005.jpg

人差し指を寝かせて、1~4弦に触れることで音が鳴らないようにしています。

中指は見やすくするために立てています。

この写真では癖で親指で5・6弦に触れていますが、構え方次第では人差し指で可能です。

ここまでに紹介した弦に触れていくことで音を鳴らないようにする技術、

左手のミュートの技術ですが、これを突き詰めていくと自分の大好きな全弦カッティングなどといった奏法につながっていきます。

これができると単音弾きの際の右手のミスが目立ちにくくなる他に、わざとミュートした弦を慣らしていくことでブラッシングノイズが出るため、それを上手く使っていけば演奏にパーカッシブさが出ます。(リズムがはっきりしてノリが出やすい)

以上、今回は左手を寝かせることによる左手ミュートの話でした。